田中薬局

「小さい頃から薬に囲まれていました(笑)」

田中大嗣さん(薬剤師)

――長い歴史を持っていますね

 

薬局として創業したのは大正7年です。

 

初代が苦労して明治薬科大学に入学したことが全ての始まりです。

 

最初から現在の伊勢佐木町(当時は長島町)で開局しています。

 

お蔭様で地域での知名度は高いほうだと思います。

 

――代々薬剤師の家系なのですか

  

初代が明治薬科大学にお世話になって以降、代々ずっと同大学で学んで薬剤師になっています。

 

私も明治薬科大学です。

 

――子どもの頃から薬剤師になる環境が整っていたということですね

 
整っていましたね。生薬なんかは小学生の頃から見ていましたし、薬の名前なんかも自然と覚えてしまう環境でした。

 

なので、薬科大学に入ってから苦労したという覚えはあまりありません。

 

ただ、高校生の頃はゴルフにはまったりして薬剤師以外の道を考えたこともありましたね(笑)。

 

――それでも薬剤師を目指されたわけですね

 

やはり、それが一番自然な流れでした。

 

実際、薬剤師として薬局の店頭に立っていると、この道を選んで良かったなぁ~と実感することが多いです。

 

――どのようなときにそう感じますか

 

お客さんと会話しているときですね。

 

別に健康相談だけではなくても日常会話とか気さくにできる方も多いですし、色々な方とお話できるのは面白いですよ。

 

 

 

 

お客様の顔を見ればだいたいお名前は分かります

――お客さんの層はどういった方が多いですか

 

高齢の女性の方が多いですが、最近は若い女性も増えています。

 

顔を見ればすぐに名前がでてきたり、処方内容が大体分かってしまうような方もいますね。

 

それだけ、お客さんとの距離は近いかな、と。

 

――スタッフの方はどのような構成でしょうか

 

男性薬剤師2人、女性薬剤師3人にパートの女性が2人居て、営業時間中はいつでも相談に対応できる体制です。

 

店内に囲炉裏があるので、冬はそこで温かい栄養ドリンクを飲みながら相談して行かれる方も多いです。

 

あと、夏でもクーラーによる冷え性相談の際に温かい栄養ドリンクは人気です。

 

――ずっと伊勢佐木町で経営されてきたのですよね

 

ここが伊勢佐木の商店街になったのは昭和に入ってからですが、場所はずっと変わりません。

 

伊勢佐木の商店街にはほかにも古い薬局があるのですが、そことも良い感じで共存していて、仲も良いですよ。

 

――交通の便も良いですね

 

JRの関内駅まで1キロ以上延びる商店街の端の方ではありますが、交通の便もよくて立地的には非常に満足しています。

 

引越しされた元ご近所の方がたまに相談に来てくれるなど、本当にやりがいを感じています。

 

今後もここで頑張っていきたいと思っています。


 

(インタビュー 2010年2月25日)